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2006-06-07

通信・放送の在り方に関する懇談会

通信・放送の在り方に関する懇談会 at 総務省の情報通信政策に関するポータルサイト

6月6日に最終報告で終了。今現在ではまだアップされていないが、nikkei.netによると

現在八つあるテレビ、ラジオのチャンネルを2011年までに衛星放送、FM放送で三つ削減すべきだと明記。NTTは2010年に持ち株会社を廃止し、グループの完全分割を検討。これにあわせてNTTに課せられた業務規制を撤廃するとした。


今はNTT絡みの仕事なのでコメントするが、これは本当にメリット・デメリットを上げた結果なのか。確かに経済的な競争力という観点では、会計分割、資産分割して巨大グループを小型化するのも手だろう。

だが、資産分割については、本当によいことかが疑問である。理由については詳しくは書けないが、NTT解体と持ち株会社解散により、日本のインフラ周りの技術力は5年間は停滞するだろうと思う。

ソフトバンク・KDDIのヒアリング資料を見ても、この懇談会の結果とは別の方向を向いている。なんか安易な解決案で会議を終了したようにしか思えないのだが…。構成員達のなかで、日本の通信インフラ網を知っている人たちは居たのだろうか。N/F/Hのいずれかの人が居ればこの状況も別展開を迎えたかも知れんが、どちらにしろ、あくまで懇談会なので、この状況は追って追跡してみる。

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