What I think...

2004-02-18

始めて訪れた時、とても広いなと感じた場所が、繰り返し行くことによってそんなに広くないと感じることがある。例えば面接で訪れた大学のキャンパスや、新宿駅、目白駅前広場、引っ越す前の下見の部屋等。

それは、子供の頃大きかった坂が今登るとそうでもない、といった"成長したから"というわけじゃなさそうだ。恐らく、最初見たときは正確な空間の距離把握が出来なかったのだが、何度と通るうちに感覚的に空間を把握しているからだろう。

今結構会社帰りに歩いている時に通る江戸川橋交差点は、タクシーで通ったことしかなく、大概飲みすぎて帰れなくなったときなので、そんな酔っ払った頭で見ると、結構広い交差点だな、と思っていた。また、夜なので、より空間把握が出来なかったのかのだろう。だがこう何度と通ると、今では、これくらいの広さだなというのが分かり、最初に思った以上に広い交差点ではないと思うようになった。

こういった空間の把握ができる人間は結構すごいと思ったりする。実際、机上で物事をあれこれ考えるよりも、実際に実行して距離の把握を行なうと、そうでもないというのに何か通じるものがあると思う。

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