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2003-02-26

「命の値段こんなものか」遺影抱いた桶川事件の両親 via Yomiuri On Line

かつて書いた通り、この事件に関しては注力して見ている。

結果は記事の通り1億1000万円の要求に対し、判決は550万円(両親に275万円づつ)。
もう、ほとんど強制示談のような金額だな、こりゃ。

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 両親はこれまでの審理でも、県警側の主張に憤りを抱き続けてきた。中でも、詩織さんが残した手紙を巡っての応酬は、決して忘れることができない。

 〈なぜこんな手紙を書くことになってしまったのか、自業自得なんだけど、すごく自分がバカだったとしか言えません。できれば、この手紙も渡すことなく、無事に帰ってきたい〉

 殺害された翌日、ピンク色の便せんにつづった手紙が、詩織さんの部屋から見つかった。読んだ瞬間、両親は「遺書」だと悟った。

</quote>

これを書いた被害者の心情は、「悲愴」というしかない。他人ながら心苦しい。

なお、この手紙は埼玉県警が事件の証拠として押収後、なんとこともあろうに裁判資料として使用し、両親に返却していない。(両親側は確かコピーしかなかったはず)
しかもその手紙の県警側の回答が記事の下のほうにある通り。同じ人間として腐ってやがる。

こんな腐った警察に守られてる埼玉県は住みたくない県No.1だな。しょうがないけど。
(無論2番目は神奈川県)

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