What I think...

2004-06-02

チグリス&ユーフラテスのレビューをせよ、とを言われたので、覚えてる限り。

まず最初はウェブのマニュアル日本語訳の印刷したものから読み解く。これで小一時間位かかったか?モニュメントの組み合わせで、一つ赤い階段が無かった。最悪。(勝利点大で代用)

初期の設定はめんどくさいようで簡単だった。説明書より簡単に書くと…、

準備

  • 各プレイヤーが王朝を決定する(弓、壷、牛、ライオン)。
  • 王朝に関連したついたて(正面に書いてある)とリーダー駒4色、災害タイル2枚、それと何に使うか全くわからない王朝タイル(一回目にしてオリジナルルールとして、文明開拓者に二言を使いたい時、一度だけ使える"二言タイル"となった)をそれぞれ受け取る。
  • モニュメントを組み合わせ、勝利ポイントカウンターを色分けにしておく。
  • ボード上のグリフォンのマスに"神殿タイル"(文明タイルの赤いもの)を置き、その上に財宝を設置する(全部で10箇所)
  • ボードに置いた10枚の"神殿タイル"以外の文明タイルは布袋に入れる。
  • 開始時に各プレイヤー6枚の文明タイルを受け取り、ついたての後ろに置く

勝利条件

  • 4色ある勝利ポイントカウンターの中でもっとも少ない色の勝利ポイントが一番多い人の勝利
  • 同点なら二番に少ない色を比べる
  • 財宝はどの色にもなる

終了条件

  • ボード上の財宝が2個以下になる
  • もしくは、文明タイルが引けなくなったとき(その人の手番の終了でおしまい)

といった按配。

このゲームのすごいところは、いくら同色の得点を獲得しても意味が無い、というところだから他人の得点具合もカウントしておいたほうがよい。

そうながながとやって、みんなわかったかわからんかったかと言った所で「とりあえずやってみよう」ということでゲーム開始。俺は牡牛座なので、牡牛王朝を建立する。

最初のターンは皆よくわからないながら、右近は端の方に王様を置き(リーダーは神殿の隣に置かなければならない、また、災害タイルで隣に神殿がなくなったときはリーダーを手元に戻さなければならない、プレイ中に何度か神殿の隣に置かなかった例があった)、市場を置いて緑1点ゲッツ。

だいすけさんは中央の端辺りにこれまた王様と何かを置いて1点ゲッツ。

俺は手元の文明タイルは"農場タイル"が多かったので、隅のほうの神殿に隣接して農夫を置き、農場を置いて青一点を得る。

石川さんは右近とだいすけさんの間あたりに神官をおいて1点。

と1ターン目はやはりみんなリーダー+タイルで一点という流れ出し。数ターンが立ち俺がだいすけさんの隙をついて財宝を持つ王国同士をくっつけて、財宝を一個取得する。だいすけさん、「あ、こんなこともできるんだ」と残念そう。

その後何ターンかで、俺が「とりあえずよくわからんが、いっちょ作ってみっか」とボード上で唯一農場4枚でモニュメントが立てられる個所に青/緑モニュメントを建立。俺はこの後ゲームの後まで、このモニュメントの青にお世話になりました。

その辺でもまだ、みんな自分の王国を広げることに集中していて、そんな中、俺や石川さんは財宝を何個かゲッツしていった。この辺りで、石川さん、間違ってリーダーと異なる色のパネルを置こうとする。みんな「文明開拓者に二言は無いですよね。」石川さん「んじゃ、王朝タイルを使うー!」。"二言タイル"と誕生である。右近も右近王国に、神官が要るのに神殿を置き1点をもらおうとしたところ、"二言タイル"で勘弁してもらった。かくいう俺は、パネルを引くのを何べんも忘れたけど、パネル取り忘れは5回で二言となった(?)。

中盤以降にゲームが変わった。モニュメントも赤/黒や赤/緑と3つまで建立した場になっていった。右近は同色が手元に多いのか盛んに"外部紛争"をかけまくった。

あるターンに、俺は手元に4枚の神殿があることに気がつき、赤が欲しかったので、右近王国(この国は右近が国王で国王以外の神官・農夫・商人が石川さんで成立していた大王国)の神官の座を奪いに"内部紛争"を慣行し、隣接2毎と追加の3の合計5で見事勝利。というか、このゲーム勝利者が追加分を出した段階で勝てなきゃ、防御側は出さなくていいからね。

こうして赤モニュメントの恩恵に授かっていた。そうしたら、右近王国の商人石川さんが俺が最初にモニュメントを立てたDandan国に来襲。"外部紛争"は俺が追加を出すまでもなく5vs1でサクっと負ける。

こう、中盤になると、外部紛争勝利時の得点が高いのと、モニュメントによる自動ポイントの二つがキーになりそう。

だいすけ王国がやけくそになり、農夫で右近王国にたいしてラストアタックなる"外部紛争"を5ポイントで仕掛ける。が、あっさり右近が5ポイントで返し、防御側優勢で勝利。だいすけさんは、悲しく辺境で王国を築くに至った。

端に並列にあった財宝乗り寺院に俺と石川さんがそれぞれ国王を置く。二人とも黒ポイントが少なかったので、終盤近くなりポイントを溜める作戦に。

お互い、けん制しつつ心の中では「実は"外部紛争"でそっちのポイントが欲しいんだよね」と思いつつゲーム終了までお互い王国が非干渉、というかパネルポイントで稼いだ。

財宝は残り3つだったのだが、外征で疲弊したはずのだいすけ王国がだいぶ内政で稼いだため、親征が行なわれず、文明タイル切れにて終了。

俺は財宝4つだったので勝てると思ったのだが、石川さん(財宝3つ)が9ポイントでまくられた。俺は8ポイント。敗因は石川さんは1色だけ少なかったのを財宝でまかなったが、俺は2色(緑と黒)が少なかった。右近は財宝無しで7ポイントだから、平均的に稼いだ。だいすけ王国の血筋は今の世には残ってないだろう。

そんな感じで、実は戦争ゲーで国が興亡を繰り返し、「あれ、この浮いた神殿て何?(外部紛争でくっついていたタイルが滅亡した)」というほど地図が入れ替わるので、それが単に面白かったりもする。

ただパネルを置くだけではなく、2枚の災害カードがあるのですごいやり様がある。逆にまだ作戦ぽいことが余りわからんので、あと10回くらいはやりたいものです。

蛇足ですが、プエルトリコと操り人形はあと20回やりたい。

そんな感じ。プレイレポートになってねぇ。

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