混沌の渦 Maelstorm
A・スコット(著)佐藤洋平・清松みゆき(訳)
\800 1988
[詳細]
[基本システム]
[時代劇の渦について]
[リンク]
<詳細>
混沌の渦 (Maelstorm) は社会思想社のTRPG第2弾です。社会思想社のゲームにはイギリス産が多いですが、このゲームもイギリス産でアレクサンダー・スコットが1984年に発表しました。混沌の渦が日本で発売された頃は、まだ日本のTRPG黎明期でファンタジーものだけでなくいろいろなところを舞台にしたTRPGがまだ数少なかった時期でもありました。当時でていたファンタジー以外のゲームは、「トラベラー」(スペースオペラ)、「クトゥルフの呼び声」(ホラー)、「ナイトメアハンター」(ホラー)、「WARPS」(ヒーロー)などがありました。混沌の渦は16世紀イギリスという一風変わったところを背景としているので、T&Tを少し当てた社会思想社が第2弾としてファンタジー以外のゲームを出すのに探し出してきたのかもしれません。
少し書きましたが、このゲームの背景は16世紀のイギリス、チューダ王朝と世界探検の時代です。訳者あとがきによると、「我々日本人にはともかく、イギリス人にとって、16世紀は相当に思い入れの深い時代だ」「『混沌の渦』はイギリス人が16世紀のイギリスを愛するがゆえに生まれたRPGといえます」と。このゲームの批判で「世界観がわかりにくい」といわれますが確かにその通りで、本国イギリスでは既知のことでも日本人にはわかりにくいので、「ウォーロック」誌上でその辺のサポートをしてくれればよかったです。
しかし、ほとんどの人が見過ごしている事実ですが、混沌の渦は汎用RPGなのです。当時の日本には汎用RPGという言葉はなかったのですが、いろんな世界をプレイできるということは、ルールブックに書いてあります。「『混沌の渦』はサムライ日本や、ローマ時代のイギリス、はるか先の未来を舞台にしても遊べないことはありません」「もし、16世紀イギリスの探索に飽きたら、「スーパーヒーローが活躍する近未来」、「時代劇風江戸時代」、「不気味な魔物がうろつく未来都市」何でもかまいません」と。職業や細部を設定すればさまざまな世界観を楽しめるわけです。実際この汎用性を利用して「時代劇の渦」というものがウォーロックVol.24に紹介されています。
<基本システム>
・能力値
攻撃力、防御力、知識、意志力、体力、説得力、知覚力、速さ、敏捷性
おのおのの能力値が1〜100の間の値を持っており、行為判定は能力に値よりd%で行われる。
・職業
貴族、専門職(書記官、医者、建築家、公証人)、職人と職工(鎧職人、鍛冶屋、刀鍛冶、彫版師、石工、絵描き、仕立て屋、皮なめし職人、木彫師、その他の工芸)、商人(肉屋、魚屋、果物屋、乾物屋、呉服商、ワイン商、その他の商売)、自由労働者、傭兵、盗賊(乞食、泥棒、暗殺者、ぺてん師、夜盗)、聖職者、旅芸人、魔法使い、薬草師
・≪混沌の渦≫
≪混沌の渦≫とはこのゲームのシステム名でなくこの世界の絶対法則のことです。魔法使いが魔法を使うときに現れる絶対的な力というようなもので、このゲームの世界観でとても重要なものです。ルールブックで章をひとつさいて説明してあるので、詳しく知りたければルールブックを読んでください。
<時代劇の渦について>
「時代劇の渦」はウォーロックVol.24の「ジャパネスク特集」の一環として、グループSNEの清松みゆき氏によって混沌の渦を時代劇風にアレンジされたものです。時代考証は正しくないですが、時代劇を遊ぶには十分です。
<リンク>
混沌の渦に関するリンクです
KAZUHIDEのHP
いくつかのTRPGのなかに混沌の渦も紹介されています。
混沌の渦雑談所
TRPG.NETの混沌の渦BBSです。
竜の穴 管理人にメール
竜の穴の混沌の渦ページです。
TRPG博物館 - 混沌の渦
TRPG博物館の混沌の渦ページです。
混沌の渦 管理人にメール
裏・悪党の下位ページロールプレイングゲームの混沌の渦です。
混沌の渦をプレイしよう 管理人にメール
DAWN OF SODERFJORD JARLDOMSの混沌の渦紹介です。リプレイもあります。
混沌の渦 TRPG library
奈良大学RPG研究会同窓会の混沌の渦紹介です。
TRPG.NET Wiki 混沌の渦
TRPG.NET Wikiの混沌の渦です。
Flying to Wake Island
「このブログは日本でいちばん『混沌の渦』の情報が充実したブログを目指している。」だけあってすごい
Wikipedia 混沌の渦
Wikipediaの混沌の渦です。
[詳細]
[基本システム]
[時代劇の渦について]
[リンク]
戻る